'13.6月（7）

さくらんぼ　上方落語
　　宇野亜喜良・絵、今江祥智・文、フェリシモ出版、'10.05.21.①、900+250（1286）
　　さくらんぼの種を飲み込んだことから、頭に桜の木が生えてしまったよっさん。
　　そんなよっさんの頭の上には、もうひとつの別世界がひろがっていて…。
　　こんなことってあるのかな。おどろきの落語絵本。「頭山」です。

クリスマスにきたユニコーン
　　アンナ・カーリー・作、まつかわゆみ・訳、評論社、'07.10.20.①、1400
　　クリスマスを、おじいちゃんの家ですごすことになったミリー。
　　ママはいっしょだけれど、パパは、あとからくるというし、あそべる友だちはいない。
　　雪の夜、ギーッと門のあく音がしてミリーがまどをあけてみると、そこにいたのは…。

あわてんぼ うさちゃん
　　デイヴィッド・ウォーカー・絵、ティモシー・ナップマン・文、ひがしかずこ・訳、
　　岩崎書店、'13.01.28.①、1100
　「おすわりくまちゃん」「おやすみくまちゃん」のイラストレーターの絵本。
　　きょうはたのしいパーティーです。うさちゃん、みんなのたまごをみつけたよ。
　　だけど…あれれ、まぜこぜになっちゃった!　ほんとのパパとママはどこ?
　　あわてんぼうさちゃんのおやこでにっこりえがおのえほん。イースターの時期に。

チャーリーのはじめてのよる
　　エイミー・へスト・文、ヘレン・オクセンバリ−・絵、さくまゆみこ・訳、
　　岩崎書店、'12.12.11.①、1300
　「３びきのかわいいおおかみ」のイラストレーターの絵本。優しい色遣いがステキ。
　　ある雪の日、ヘンリーは子犬といっしょに家に帰ってきた。子犬の名前はチャーリーっ
　　てつけた。「これからは、ここにすむんだよ」。おかあさんとおとうさんは子犬がねる
　　のはキッチンだよと言うけれど―真夜中にチャーリーの鳴き声が聞こえてきた。
　　さあ、ヘンリーはどうしたのでしょう?　子犬と男の子の友情のはじまりを描いた、
　　やさしさと温かさがあふれる絵本。

オオカミ
　　エミリー・グラヴェット[ Emily Gravett ]・作、ゆづきかやこ・訳、小峰書店、
　　'07.12.①、2300
　「もっかい！」のイラストレーターの絵本。
　　図書館で「オオカミ」の本を借りたウサギ。
　　読み進めるウサギと同時進行に絵本が繰り広げられる。
　　そして、衝撃のエンディングが・・・。納得するかしないかは、あなた次第です。
　　　　　　　　

泣きむしハナ　泣かなかった　特装版
　　東野ひろあき・文、川崎あっこ・絵、ビーナス、'11.10.01.①、2800
　　3.11の思いが絵本になった。作者の真っ直ぐな気持がずっと届きますように。

おばけにょうぼう
　　内田麟太郎・文、町田尚子・絵、イースト・プレス、'13.04.17. ①、1300
　　おばけだって結婚したい!
　　妖怪の男女がお見合いをして結婚、子どもが産まれるまでを描いた『化物婚礼絵巻』
　(文久3年 松井文庫所蔵)を元に内田麟太郎がお話を作り、町田尚子が絵本化した作品。
　　町田尚子が描く恐ろしくもどこかユーモラスな妖怪達による婚礼絵巻。